ちらし これが無いとね!

布谷さん&矢野誠さん 2年ぶりに布谷さんが春一番コンサートに登場しました。

時は、99年5月3日、場所は服部緑地野外音楽堂。
午前11時にスタートしたコンサートの13番目に登場。
97年のリポートの通り、前回は清水興と大阪MG’Sの
ゲストヴォーカリストとして登場でした。

今回は、ソロとして登場。バックはその前の出演者でも
あった矢野誠さんのピアノ。

今回も足を痛められたのでしょうか、杖をついての登場。

                     ↓
まず第一声は

「ジュー!!ONDO is Crazy!」

そしてイントロ

「3月に死んだ西岡恭蔵さんと九ちゃんに捧げたいと思います。
聞いてくれ〜」


曲は、前回と同じく坂本九の「上を向いて歩こう」
よりブルージーな感じで迫ります。
エンディングはアドリブで

♪ひとりぼっちの夜〜Wow Wow 
♪泣きながらこの世の果てまで〜 
♪地の果てまで〜

泣かせてくれます。

そして

「イエーイ、どうもありがとう。ありがとう
それでは、えー短いんですけどね。
えーみんなも、いつまで(も)達者でな」

2曲目は、三橋美智也の「達者でな」
矢野さんのピアノが、泣いています。1フレーズ歌って、

「かんそー」(間奏)

思わずはっぴいえんどを思い出してしまいました(^_^;
あっという間にラストの曲になります。
布谷さんが一言、

布谷さん

「ナイアガラ音頭」

会場から「おー!!」の声が飛び交ったのは言うまでもありません。
まさかこの曲が生で聴けるなんて!!
ホントにもうこれが聴けただけで、きてよかった!!といえるじゃないでしょうか?

「ジュー!!どうもありがとう!イェーイ」

続いての福岡風太さんのMCには笑えました。

「ジョーコッカー、ドクタージョーン、実は布谷文夫さん、矢野誠さんでした。」

たった3曲でも最高の時間を過ごさせてくれました。

 


今回のコンサート、これだけでもよかったのですが
続いて飛び入りであがた森魚さんが登場。

演奏に力が入ってたのかギターのベルトが外れて
しまいました。それでもピアノだけをバックに歌い続け
ます。これがかえって曲を盛り上げる結果に。

矢野誠さん、布谷さんに続いてあがたさん。
たまりませんね。

そしてこの後、AZUMI、石田長生のユニットのドラマー
として上原”ユカリ”裕さんも登場!!
長いブランクなんて感じさせません。

こうなるとすっかり時間が70年代にタイムスリップ
したような感じです。
あがたさん
恭蔵さん 70年代から続いている春一番、これからもずっと
ずっと続けて欲しいですね。
風太さん、あべさん、素敵な時間をありがとう!

最後に今年3月に亡くなった西岡恭蔵さん。

今年も見れると思っていたのに・・・
謹んでご冥福をお祈りします。


← 一番後ろで見ていた恭蔵さん、
   きっと楽しんでくれたでしょうね。


春一番’97レポートはこちら

99年布谷さんの熱唱する姿をもっと見たい方はこちら

より詳しく布谷さんを知りたい方は、森谷さんのページへ


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